2011年2月20日日曜日

学年末試験 宗教の答案より

こんにちは。龍です。

日曜日ですね。
高校生は明日まで学年末試験です。
きっとこの時間もみんな勉強していることでしょう。
1年の総まとめのテスト。
最後まで頑張りましょうね。



さて、その学年末試験の宗教の試験で
「今年1年の宗教の授業や宗教行事などで
学んだことについて」という質問で
こんな感想がありました。

「私は、先日行われたおばあちゃん達の卒業式で、
平和の大切さを改めて感じました。

空襲警報のため、式が中断されてしまい、
きちんとした卒業式をしていなかったそうなので、
おばあちゃん達は卒業証書を受け取ったとき、
とても輝いていました。

大先輩を代表して私達の前で挨拶された方は
私達に平和の大切さをたくさん教えてくれました。

私はそれを聞いて、
「今」がとても幸せな時間であると感じました。
戦争の悲劇を私達が受け継いでいかなければ、
いつかこのことを知らない世の中になり、
60数年前と同じ過ちを繰り返してしまうことでしょう。
永久の平和を願い、
それを絶やさず生活していくことが私達の使命であり、
大切なことだと実感しました。」

この生徒さんの他にもたくさんの生徒さんが
「涙がでました」「参列させていただいてよかった」など
先日の昭和20年の卒業式について書いてくれていました。

生徒の皆さんが昭和20年卒業式に参列して
平和の大切さ、そして、自分達のいのち、
戦争の悲惨さを語りつぐことの大切さに
気づいてくれたことが
本当にうれしかったです。



また、先日の昭和20年の卒業生の身内の方・
ご参列いただいた卒業生の方からも
コメントを頂いています。

昭和20年鎮西高等女学校卒業式に出席致しました
卒業生を母に持つ娘です。

本当に素敵な思い出をありがとうございました。

式前日まで、母は数人の同級生と当日着ていく服や
アクセサリーを相談しあったりして、
まるで10代の女の子に戻ったようでした。
前夜は興奮してあまり眠れなかったようです。

式典での感動は言うまでもなく、
エスコートして頂いた在校生の女の子の手が
とても柔らかく驚いていました。
そういえば、
最近、私や子供も母の手を握ってないなあ…と反省させられました・・・。
この卒業式を通して、
母は、鎮西敬愛学園の卒業生であることを改めて誇りに思ったようです。

今回、この卒業式を企画してくださいました関係者各位、
当日、式を支えてくださいました皆様、
在校生の皆様、心より感謝申し上げます。
そして、鎮西敬愛学園の益々のご発展を、
心よりお祈り申し上げます。                    合掌




先日コメントを投稿いたしました昭和63年3月卒業生です。

鎮西高等女学校昭和20年卒業生の皆様、
このたびは本当におめでとうございます。
改めて、お祝い申し上げます。

当日の式典に参列させていただきました。
鎮西高等女学校卒業生の皆様の堂々とした入場姿、
胸を張って卒業証明書をお受け取りになるお姿、
卒業生代表の方のご挨拶のお言葉…
そのひとつひとつが、
どれほどこの日を待ち望んでおられたかを物語っていて、心を打たれました。

私も女子高時代の卒業生ですので、
校歌の3番の歌詞は「乙女らは」でした。
当時の歌詞で歌えたことがとても嬉しかったです。

このようにすばらしい式典に参列させていただけたことに
感謝いたします。
鎮西の卒業生であることを、誇りに思います。

ありがとうございました。



心あたたまるメッセージをありがとうございました。

学園広報誌「慈恩」冬号では
参列されたおばあちゃん達の
お礼のお手紙をご紹介したいと思います。

もしよろしければ、たくさんの皆様から感想やコメントをいただければ幸いです。
生徒の皆さん、卒業生の皆さん、
また、
このブログやニュースをごらんになられた皆さん。
このブログのコメント欄、もしくは
info@keiai.netまで
ご感想をお寄せ下さい。

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