2012年6月3日日曜日

6月のことば

こんばんは。宗教科の谷川です。


宗教科では、
授業の中で、月のことばを紹介し、
その言葉の背景や意味を共に考え、
日頃の生活や将来の自分を見つめ直す機会を設けています。


今月、6月のことばをご紹介します。


6月の言葉

毎日何気なく送っている生活こそが、その人をつくる。
普段の生活が、その人の人生の「根っこ」となる。
     我喜屋 優

 私たちは、日々、さまざまな経験をし、
さまざまなことを考え、さまざまなことを感じながら暮らしています。

ところが、よほど大きな出来事ないかぎり、
そのことを意識することはありません。
特別な経験は、私の記憶の中に印象深く残って生きますが、
それ以外の多くは忘れ去られてしまいます。

ともすると、日常が同じことの繰り返しのように感じて、
ただ何となく過ごしているようにも思えます。

しかし考えてみると、どんな一日であっても、
今日という日は私にとって生涯にただ一度しかありません。

そして、その一日一日が、私の人生を形作っていきます。

今日この一日が私の大切な人生そのものであるとも言えるでしょう。

何気ない生活の一つひとつを大切にしていきたいと思います。


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